子育てには悩みがつきものです。
そうと分かっていても、1日中子どもの面倒を見ていると、ストレスもたまってきます。
●自分のペースがないストレス
赤ちゃんはママの助けがないと自分では何もできません。
しばらくの間はつきっきりで面倒を見る事になりますが、赤ちゃんの生活リズムに合わせるので、ママの今までの生活とはペースが大きく異なります。
赤ちゃんも成長とともに生活リズムが整ってくるので、それまでの辛抱ですが、意外と長く感じてしまいます。
まず睡眠時間が短くなり、夜中だろうと朝方だろうと赤ちゃんが泣けばママが対応しなければいけません。
パパが変わってくれたら少しは楽なのですが、パパは仕事があるので赤ちゃんのペースに合わせるのは難しいことが多いでしょう。
ママは出産後しばらくの間はホルモンバランスも不安定なので、精神的にも不安定な状態が続きます。
ここに生活リズムの変化が加わるので、ストレスを受けて当然なのです。
●赤ちゃんのためにできる事
精神的にも体力的にもボロボロの状態で子育てをしなければいけませんから、ストレスがたまるのも仕方ありません。
しかしこれはママにしかできない事ですし、ママが赤ちゃんのためにやってあげられる事も全てに意味があります。
赤ちゃんは日々成長していきますから、今この瞬間を逃したら二度と経験できない大切な事もあると考えてみましょう。
例えば、子どもが欲しくても恵まれない人は、子育ての大変さや睡眠不足すら経験できない、と考えると、今のストレスは贅沢な悩みなのかも、と思えるかもしれません。
自分のペースはしばらくの間なくなりますが、今しかできない貴重な経験をしていると思えば、気持ちも変わってくるはずです。
Photo by Dustin Iskandar