人によって違いはありますが、2人の子供がいると、ママはどうしても小さい子の方を優先してしまいがちです。
小さい子は手がかかり、自分を必要としているので、どうしても注意が向いてしまうんですね。
しかしこの時上の子はどう思っているか気持ちを考えてみる事が大切です。
下の子が生まれるまではパパもママも自分だけを見ていてくれたし、常に自分中心に世界が動いていたはずです。
ところが下の子が生まれてからは、手がかかる小さい子に注意が向いてしまうので、ママにそんな気はなくても上の子は、下の子ばかり可愛がられていると感じてしまいます。
これは兄弟仲が悪くなる原因にもなりますし、思わぬ事故につながる事があるので注意しましょう。
上の子がある程度大きくなっていればそれほど嫉妬もしませんが、まだ幼い場合は、嫉妬心も強くなる傾向があります。
例えば上の子が2歳から3歳くらいの時に下の子が生まれた場合は、位置的にはお兄ちゃんお姉ちゃんですが、実際はまだ赤ちゃんと変わりありません。
まだまだママに甘えたいのに、下の子ばかり可愛がっていると思い嫉妬すると、下の子を叩いたりつねったりする事があります。
この年齢は力加減ができないので、小さい子供でも力いっぱい赤ちゃんを叩けば怪我をしてしまう事もあります。
2人の小さい子供を抱えたママにとって、2人同時に面倒見るのはかなり大変ですが、なるべく上の子にも話しかけ、赤ちゃんのお世話を手伝ってもらうなど工夫してみるといいと思います。
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