小さい頃に親が行う歯みがきは非常に大切です。
まだ歯みがきがどういうものか分かっていない子どもに対して、歯みがきの大切さを教えることになりますので、しっかり対応していきたいものですね。
しかし子どもは歯みがきを嫌がるものです。
最初からきちんと歯を磨かせてくれる子どもはいません。
そこで無理矢理押さえつけて歯みがきさせると、後々プレッシャーになって歯みがきが嫌いになってしまう子どもに育ってしまいますので注意が必要となります。
それではどうすれば上手く歯みがきを親が行うことができるのでしょうか?それは歯みがきしているところを見せることです。
これが一番簡単なことでしょう。
歯みがきをして綺麗になったから気持ちよいな~とでも言いながら歯みがきすると、子どもは好奇心旺盛なので、歯みがきってどういうものなのかな?と興味を示してくれます。
歯みがきを親がする場合、お風呂場が一番良いでしょう。
暴れても怪我をしませんのでうってつけの場所です。
また子どももゆっくり歯みがきをすることができますので、安心して歯みがき指導をすることができます。
親は歯科医ではありませんから専門的なことは指導できなくとも、最低でも2歳になる子どもには専用のハブラシを与えておくことをオススメします。
そのハブラシが子どもの大好きなキャラクターものであったり、子ども自身にハブラシを選ばせることで積極的に歯みがきに取り組んでくれることでしょう。
3歳になる頃にはしっかり歯みがきができていることが理想ですが、うまくいかないこともあります。
しかし大人になってまで歯みがきを一度もしない子どもなんていません。
ですから長い目で見てあげましょう。
Photo by J Jongsma