1歳から4歳にかけて乳歯が生えそろいます。
乳歯にまつわる基礎知識と、虫歯のリスクを知っておきましょう。
まず乳歯が生える時期ですが、個人差はあるものの、一般的には生後3ヶ月から9ヶ月くらいであると考えられています。
なかには1歳をすぎてから生えるというようなこともあるので、あまり焦らず待っていてあげましょう。
乳歯は20本あり、下の前歯、上の前歯が生えてきて、その後上下の歯が4本ずつになると、奥歯の1種類が生え揃い、犬歯が生えた後にさらに奥歯が生え揃うというような順序で生えると言われています。
この順番にも個人差があるので、あくまで目安として覚えておくようにし、多少前後してもあまり心配しないようにしてください。
乳歯が生えた時の順番で、永久歯に生え換わるとも言われているので、目安として覚えておきましょう。
子どもに乳歯が生えたらすぐに歯磨きの練習を開始して、まずはガーゼなどで軽く拭き取るようにしてあげましょう。
乳歯は永久歯よりもエナメル質が薄いことから、虫歯になると非常に進行が早いとされているため、虫歯にならないように歯磨きをしっかりと行う必要があります。
ただ、乳歯の虫歯はあまり痛みがないと言われていることがあり、進行していても気づきにくいということが多く見られます。
気づいた時には神経の方まで虫歯が進行しているということもあるのです。
乳歯は丁寧に歯磨きをすることが虫歯予防の重要なポイントとなるため、子どもが歯磨きをした後には、親が仕上げ磨きをしてあげましょう。
Photo by Donnie Ray Jones