2~3歳というのは、だんだん自分の嫌なこと・好きなことを自覚し始めます。
ですので、それまでは歯磨きを嫌がらなかった子どもでも、やりたくないと拒否を始めることがあります。
最初はママも頑張ってなだめたり、ご褒美をあげる約束をしたりして、歯磨きをしようと頑張ることができますが、いつも嫌がるとなると堪忍袋の緒が切れることもあるでしょう。
虫歯にならないように、一生懸命磨こうとしているのに毎回嫌がったら、「ちゃんと磨かなきゃダメでしょ」なんて怒ってしまうのも無理はありません。
ただ、2~3歳はまだ言葉が理解出来ませんし、歯磨きの必要性も分かりません。
そこで怒ってしまうと、歯磨きと怒られることがイコールになってしまいますから、ここは一つ気持ちを落ち着けて、子どもが喜ぶアイテムを使いましょう。
最近は幼児用教材に歯磨きのDVDがついていたり、教育番組でも楽しく歯磨きをするアニメなどがあるので、こういったものを見せながらやってみるといいですね。
また、好きなキャラクターの歯ブラシだと進んで歯磨きをすることもあるので活用してみましょう。
歯磨きはとても大事なことなので、ママもつい真剣になってしまいますが、どんなに嫌がっても笑顔を忘れないようにしましょう。
「これから楽しいことをするんだよ」という気持ちで、唄を歌うなど楽しい雰囲気作りを心がけてみてください。
それでも嫌がるようなら、ママが自分の歯を嬉しそうに磨いたり、歯磨きのあとに「気持ち良いなあ」などのアクションを続けてみると、子どもも興味を持つかもしれません。
子どもは十人十色、他の人が成功したやり方では無理なこともありますが、焦らずに続けて習慣づけていきましょう。
Photo by Joe Goldberg