今の時代、子どもの健康のことで一番気にかかるのがアレルギーですね。
いきなり発疹ができたり、病気でもないのに咳や鼻水がひどくなったりというような症状が出れば、アレルギーかもしれないと不安になってしまうものです。
例えば、卵アレルギーなど明らかに原因となる食材が分かったとしても、アレルギー体質であれば他のものもアレルゲンになる可能性があります。
ですので、アレルギー検査をしておく必要がありますが、どこですればいいか分からないというママも多いようです。
アレルギー検査は基本的に病院で行うもので、小児科でも皮膚科でも耳鼻科でも検査を受けられます。
ただし、何科を受けるにしても、できればアレルギー専門医がいる病院がいいでしょう。
アレルギーというのはとても複雑な病気であり、生活環境や食生活も大きく関わってくるものなので、予防や対策、治療も簡単なものではありません。
アレルギー専門医とは、日本アレルギー学会の試験に合格し、治療経験などの審査を通った医者です。
アレルギー専門医なら、専門知識はもちろん、あらゆるタイプのアレルギー疾患の症状を見てきているので、誤診や見逃しもないので安心です。
ただし、同じ症状でも、専門医によっても治療方針が違うことがあるので、気になるようなら複数の医師にセカンドオピニオンを求めてもよいでしょう。
検査方法は基本的に血液検査で、検査項目は自分で選ぶことができます。
一般的には特定原材料5品目の検査をしますが、血液検査だと一度に調べられるので、他の食材で気になるものがある場合は相談してみましょう。
他にも一度に調べられるアレルゲンは限られますが、パッチテストやプリックテストなどの検査方法があります。
いずれにしても、かかりつけの小児科や保健センターなどで検査の受け方を教えてくれるので、一度問い合わせてみましょう。
Photo by Raphael Goetter