母親と子供の絆というのはとても深いものです。
目には見えないもので繋がれているのが母親と子供ですが、そんな親子の絆の深さを思い知らされるニュースがありますので、ここで紹介しましょう。
・「ただの風邪」・・何度も医者に言われても母は信じなかった!
海外のニュースです。
2015年の5月のとある日、クリスティーナさんは娘のナディアちゃんの体調の異変に気づきます。
ナディアちゃんはいつものように食事をしていたのですが、途中で何度も食べ物が喉に詰まり、咳も激しく続いたと言います。
飲み物さえも受け付けなくなったためにクリスティーナさんは「これは様子がおかしい」と思い、ナディアちゃんを病院に連れていきます。
そこで医師からは「逆流性食道炎」かも知れないと言われます。
「何か違う」と思ったクリスティーナさんは、違う病院に連れていくのですが、そこでは「ウイルス性の風邪」と診断されます。
それでもクリスティーナさんは、医師の診断が違うと感じ、「何かもっと悪い病気なのでは」と思っていたと言います。
実際ナディアちゃんは、3か月経っても一向に具合が改善されませんでした。
・直感を信じた母が娘の一命を取り留める!
自分の直感を信じたクリスティーナさんは、ナディアちゃんを何度も病院に連れていき、ついに正しい答えを知らされます。
ナディアちゃんは、とても珍しい心臓の奇形があることが分かったのです。
詳しい検査により、ナディアちゃんの体内には「大動脈血瘤」があることが発覚し、さらに非常に珍しい先天性心臓欠陥があることも同時に発覚します。
これは、世界でも数十人ほどしかいないとても珍しい病気です。
いくつかの手術が急きょ必要になりましたが、現在は無事に手術も終えて回復に向かっているそうです。
ナディアちゃんの病気は世界でも非常に稀な心臓欠陥の病気で、精密検査をしなければ判明しなかったそうです。
ただの風邪ではないという母親の直感は、娘の珍しい病気を知らせるためのものだったのでしょう。
Photo by Cody