ベビーが風邪をひいたりして熱が引かない時や、下痢が続く時は、まず小児科を受診して検査を受けますね。
日本だと病院に行けば検査をしたり、何らかの対処をしてもらえるのが普通だと思います。
トロントでかかりつけの医師やウォークインクリニックにかかった時の対応は、非常に簡素なものです。
クリニックの設備も、それほど充実しているとは言えません。
問診だけで検査もせず、感染症との診断で処方箋を出されたこともあります。
緊急時以外はかかりつけの小児科に行くのですが、よほどで無いと検査をしたり処置が行われることはありません。
下痢や嘔吐をしていても脱水の症状がなければ、自宅で様子を見るように言われます。
発熱は市販の薬で対処していることが多いように思います。
ベビーの場合は、よほどで無いと薬は出してもらえません。
日本だとすぐ処方してもらえますから、びっくりしてしまいます。
しかし、ベビーは免疫力を付けなければなりません。
カナダと日本とでは、医療面では少しアプローチが違うようですね。
でも一刻を争う事態の場合は、大きな病院のエマージェンシーに連れて行きます。
そこでは先ず看護師が診察しますが、そこで緊急と判断されるとすぐに検査や処置が行われます。
設備も立派で、検査結果もすぐに出ますし、入院が必要な場合はベッドに空きがあればすぐ対応してもらえます。
カナダは国民皆保険で、トロントではOHIPという医療保険制度があります。
これに加入ができれば、基本的な医療費はカバーされます。
カナダで生まれた娘はOHIPのおかげで、医療費の負担はありません。
お薬は別途負担になりますが、本当にありがたい制度です。
日本との対応の違いに初めは戸惑いましたが、今では少々のことでは小児科に行かなくなりました。
カナダのマルチカルチャーな大都市、トロント在住。(まだ1年半と少し)
日本大好きラテン系カナディアンの夫と、ハーフの娘との3人暮らし。
趣味の手編みで娘の服やあったか小物を作りつつ、寒さに耐えながら春を待ち焦がれる毎日。
特技・趣味:絵画、手作り(ビーズアクセサリー、かぎ針編み、レース編み等)
家族構成: 夫 / 娘 1歳Main Photo by Brett Neilson