最近は男女関係なく、野球チームに入って、スポーツを楽しむ子たちが増えてきました。
小さなボール一つで始められるキャッチボールは、まさに親子で簡単に始められるスポーツです。
なかでも男の子を持つパパは、「いつかは我が子とキャッチボールをしたい」と考えている人も多いようです。
でも「巨人の星」のようなスパルタをするより先に、乳幼児のお子さんとキャッチボールする時に、ぜひ心がけてもらいたいことがあります。
３～６歳くらいの子とのキャッチボールを上手にするには、声かけや距離、ボールの投げ方などについてチェックしておくことが大切だと考えられます。
ボールを投げたり受けたりする時、できるだけ声をかけ合うことを意識しましょう。
技術的にボールが上手に投げられるか、取ることができるかということは、２番目に考えるようにしておきましょう。
まずは親子のコミュニケーションの方法としてキャッチボールを行うようにしてみてください。
３歳くらいだとキャッチボールは上手に行うことができないことが多いと思われますが、１メートルくらい離れた位置からボールを軽く投げてあげましょう。
子どもが恐がるようであれば、最初は転がすなど方法を工夫してみることも大切です。だんだんボールに慣れてきてから投げるというように切り替えてみることもおすすめです。
そのうち５歳以上になったら４～５メートル離れていてもキャッチボールをすることはできるようになってくるとされています。
キャッチボールによって、球技独特の「チームワーク」「ボールが飛んでいく方向の予測」「動体視力」などが身に付きます。小さい時に遊ぶ習慣をつけておくと、ボールに慣れて、小学校で球技を体験する際も恐怖心を持つことが薄くなります。
ぜひ親子のコミュニケーションの一つとして楽しみましょう。
Photo by Juhan Sonin
