夏休みを利用したサマースクールが人気です。
小学生、中学生、高校生を対象としたさまざまなサマースクールがりますが、最近では参加する子どもの年齢が低年齢化しているようです。
小学1年生からでも参加ができるサマースクールは、夏休み期間を利用して、1週間から1ヶ月ほど、海外で生活をしながら英語を学んだり、異文化での生活を体験していきます。
ただし、幼稚園や保育園に通う幼児向けのサマースクールは、親と一緒にお泊りするタイプが主流で、小さな子でも無理のない内容となっています。
このようなサマースクールには、いったいどのようなメリットがあるのでしょうか。
幼児や小学生は、中高校生よりも、やはりいろいろなことに対する吸収力が優れています。
ですから、海外のネイティブの英語に触れることで、短期間でもネイティブの発音を身につけることができるというメリットがあります。
1週間、2週間と短期間であっても、その期間の大半の時間は英語ばかりの生活です。
英語を勉強するのではなくて、サマースクールでの生活の中で、自然とネイティブの英語が身に付いていくのです。
また、さまざまな国籍の子どもたちとの交流から得られるものも大きいメリットでしょう。
普段の日常生活では出会えない、国や文化の全く違う子どもたちとのコミュニケーションは、戸惑うこともありますが、大きな喜びもあるでしょう。
また、サマースクールから帰国した後も、英語への関心がグンと高まることでしょう。
小学校高学年から英語の授業が必修となりましたが、この英語授業への意欲や自信にもつながるはずです。
他にもサマースクールでの体験は、人としての成長も期待出来ます。
消極的だった子どもも、サマースクールでの体験が自信となり、度胸のある子ども、積極性のある子どもになることも期待できるでしょう。
Photo by Loren Kerns