子どもが生まれて間もない間はママも子育てに専念できますが、子どもを保育園に預けられる環境が整えば仕事復帰したいというママもたくさんいます。
子どもとの時間は少し減りますが、生活するためにはお金が必要ですし、子どもを1人育て上げるにもかなりのお金がかかります。
また家庭だけで子どもと1対1で過ごし続けるより、外にでて社会に参加する方が精神的に落ち着くというママも少なくありません。
ママが仕事復帰すれば収入も増えるので、パパにかかる負担も減るのはメリットですが、フルタイムで働くママの場合は、少しだけパパの思いやりが必要だという事を理解してください。
ママがフルタイムで仕事をする場合は、パパは全く子育てにノータッチというわけにはいきませんので、パパも必然的に子育てに協力します。
実際に共働きの家庭では、パパが育児や子育てに関わる時間が多いという統計もあります。
でもここで過信は禁物です。
家庭による違いもあるとは思いますが、家事や育児は女性の仕事と思っている男性がまだまだ多い傾向もあります。
子育てに協力していても家事全般をママに押し付けてしまうと、フルタイムで働くママにとっては負担が大きくなってしまいます。
ここは夫婦でよく話し合う事も大切ですが、子どもが大きくなって手がかからなくなるまでの間は、ママの負担を考えパパができる事は出来るだけ協力や分担をしてください。
とは言ってもパパも仕事でなかなかママをサポートできない事もあるでしょう。
そういう時は、感謝やねぎらいの言葉をかけるだけでもかなり気持ちが変わります。
ありがとうやごめんなさい、おはようやおやすみなど声掛けは意外と重要です。
<出典>
博報堂
http://www.hakuhodo.co.jp/uploads/2013/06/20130613.pdf
『平日のパパの「家事」時間は全体平均 28 分、フルタイムママの家庭では 1.5 倍の 44 分
平日のパパの「育児・教育」時間は全体平均 64 分、フルタイムママの家庭は全体平均より 11 分長い』
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