子供から親にかけてくる愛情表現はさまざまです。
分かりやすいのは「好き」と言って抱きついてきたり、甘えてきたりすることです。
でも、他にも愛情表現があるということを覚えておくといいでしょう。
まだ言葉を話すことができない赤ちゃんは一生懸命見つめてきます。やがて声を出してお喋りするようになったり、笑ってくれたりすることで愛情表現をします。
典型的な例は人見知りする時期でしょう。親、特にお母さんのように、全幅の信頼を置いている人にしか近寄りません。
幼少期に入ってくると、愛情表現に個性が出てきます。
ある子供は素直に「好き」と言ったり、キスをしてきます。
抱っこが好きな子供は抱っこをしてもらうことが多いでしょう。
また抱っこした時に全体重を預け、ママの真似をして背中をポンポンと叩く子供もいます。
足元にまとわりつくなど、時には邪魔だと思うこともあるかもしれません。
ですが、子供のふるまい一つ一つに愛情表現が隠れており、似顔絵を描いてくれる、色々と質問をしてくる、好きな食べ物を分けてくれるなど、一緒に同じことをしようとしたりして、自分を可愛いと思ってもらえる行動を取ります。
小学生に入る頃にはまた愛情表現の方法も変わり、分からなくなってくることもありますが、必ずどこかにサインが隠れているものです。
長く付き合っていくのが親子というもの。お子さんが示す愛情表現を見逃さず、しっかりと受け止めてあげることがまず大切です。
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