最近でこそ、利き手の違いというのは個性の1つとして尊重されるようになってきていますが、少し前までは左利きというと利き手の矯正をされた人も少なくありませんでした。
そもそも右利きの人が多いことから、右利き用に作られている小物も多く、左利きでは使いにくい製品も少なくありません。ただ、近年では左利き用の小物も販売されるようになってきており、以前ほど困るような場面は少ないでしょう。
ですが、親御さんからすると左利きではなく、右利きにした方がよいのではと思ってしまう気持ちもありますよね。
そこで利き手の直し方を紹介してみます。
1つ先に書いておきたいのですが、完全に左利きを右利きにするといったことはできませんし、その逆もまた然りです。
基本的な考え方としては右手、左手ともに使える両利きにするといった認識でいると良いでしょう。
そのように考えておく方が、親御さんとしても神経質にならなくて済みます。
利き手を直す方法としては、何も特別なことはありません。
ただ訓練あるのみ、ともかく練習するしか方法はないですね。
お箸の持ち方、使い方にしてもそうなのですが、ともかく使えるようになるまで地道に続けていくしかありません。ハサミの持ち方、切り方などなど多くのことがあるのですが、ともかく利き手じゃない方の手で使えるようにする、それだけです。
うちの子はこんな方法でというものがあるかもしれませんが、そこは個人差が大きく、その子にとってはコツを掴んだことでも他の子も同じようにいくとは限りません。ともかく親御さんも一緒になってお子さんの練習に付きあってあげて下さい。
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