本当は歩けるのに、ママに甘えて抱っこを迫る事もあります。
ママにとっては子どもに甘えられると、ついつい抱っこしてしまいたくなりますが、歩く練習も必要です。
抱っこひもやベビーカーがあれば、その都度対応できますが、常にそれがあるとも限らず、ない場合はどうしようもなくなります。
こういう時に知っておくと役立つ、幼児の歩かせテクニックを紹介しましょう。
●小さな目標でチャレンジ
電柱や看板など何か目印になる目標を決めて、そこまで歩けたら抱っこします。
すぐに抱っこせず、ほんの少しでも自分の足で歩けば、歩く練習にもなりますし、抱っこして欲しい要求にも答えられ一石二鳥です。
最初はすぐ近くの目標から始めて、徐々に距離を伸ばしてみましょう。
歩けたら大げさに褒めるのもポイントです。
自分の足で歩ける事は子どもにとっても自信になりますし、褒めてもらえれば子どもだって嬉しいからもうちょっと頑張ろう、という気持ちを引き出す効果も期待できます。
●歩くことを楽しめるゲーム
ゲーム感覚で歩く事が楽しいと思わせるのもポイントです。
ママと競争ね、鬼ごっこしよう、電車ごっこだよ、と楽しく歩ける提案をしてみるのもいいかもしれません。
歩くと音が鳴る靴を履かせると、音が鳴るのが面白くて自分から楽しんで歩いてくれる事もあります。
ただし人が多い場所では音をうるさいと思う人もいるので、場所によって使い分けて下さい。
ママに甘えて抱っこをせがみますが、歩く事が楽しいと思えるような工夫をすると、抱っこばかりにならずに済みます。
Photo by Ste Elmore