子どもがイヤイヤ期に入ると、親は何かとイライラしがちですが、特に子供にとってお出かけや買い物はイヤイヤが起きやすい場所です。
・カートに乗りたがらない
危ないので子供をカートに乗せるのが親として常識ですが、子供はカートで縛られてしまうのでイヤイヤを起こしてしまいます。
・カートを押したがる
子どもにとって買い物を運ぶカートは、押して歩くことでなんとなく大人の魅力を感じさせます。
その為、押すのを止められるといやいやが始まります。
・ほしいものを買ってもらえない
スーパーなどに行くと、子どもは自分が何か買ってもらえるのではないかとつい考えてしまいます。
その為、自分がほしいものを買ってもらえないとイヤイヤが始まります。
ひどい場合には床に寝転がってぐずる子もいます。
・買う物を運ばせてもらえない
自分の欲しいものを買ってもらうとき、自分のものは自分で持ちたがります。
その為、自分が選んだものをかごに運ばせてもらえなかったり、レジまで自分に持たせてもらえないと癇癪を起します。
・自分の言うことを親が聞いてくれない
自分が親に伝えないことを親が聞いてくれず、さらに親に怒鳴られてしまった場合、子どももイライラして思った以上にいやいやすることがあります。
・赤ちゃん返り
イヤイヤ期の子供より小さい赤ちゃんがいる場合、親はどうしても赤ちゃんのほうにばかり目が行ってしまいます。
そこで自分のほうに注意を向けさせようとして、イヤイヤを起こすことがあります。
・自分がしてることに飽きてくる
なんでもしたがるけれどすぐに飽きてしまうのもイヤイヤ期の子供の特徴です。
飽きたころを見計らって気分転換に声をかけないと、今の自分に飽きてしまってイヤイヤを起こしてしまいます。
・スーパーは魅力的な場所
大人には買い物のつもりでも、子供にとっては普段のお出かけと変わりません。
いろいろな商品が置いてあるお店は魅力的な遊び場に映ります。
その為、遊びを制限されたと感じるとイヤイヤをしてしまいます。
・機嫌が悪い
普段お昼寝をしている時間や、お腹が空いてる時間に買い物に行くと、子供にとっては不快に感じてしまうため、イヤイヤを起こします。
・体を動かしたい
機嫌が悪いのとは逆に、思い切り体を動かしたいと思っているのに買い物の場合は、自分の思い通りのことができないことが多くあります。
そんな時にイヤイヤが起きてしまいます。
子供の生活リズムや性格を見極め、イヤイヤを上手に乗り切れるように仕向けます。
ただし、周囲に迷惑がかかる時は、たとえ泣き叫んでも言うことを聞かない、毅然とした態度で接することも大切です。
Photo by Rigor Mortisque