子供は大人のような配慮ができないので、思った事をはっきり口に出してしまう事もあります。
子供の何気ない一言で傷ついたり、驚いたりしたママも多いと思いますが、親が本音を聞きたい時に限って本音をなかなか言ってくれない事もあります。特に子供が悩んでいる様子を見せたり、困っているような時、親は何とかして子供の力になりたいと必死に考えますが、気持ちばかりが空回りしてしまい、ますます子供が本音を言ってくれず頭を抱えてしまう事もあります。
子供が親に本音を話せないのには必ず理由がありますので、それを理解しましょう。
なんとかしたいという親の気持ちが、子供にとってプレッシャーになる事もあります。
こちらが身構えてしまったら、子供もますます身構えてしまうのでこれもよくありません。
まずは子供が話しやすい環境を作ってあげましょう。
子供が何かを話し始めたら、できるだけ会話を遮らず気が済むまで話を聞いてあげましょう。
子供は親にも共感して欲しいと思う反面、話の途中で親が意見を言ってしまうとそれ以上話したくなくなってしまう事もあります。
せっかく話をしようとしたのに、これでは逆効果です。
もしも親の考えと違っても、途中で話を遮ってはいけません。
必ず最後まで聞いてから、本人がどうしたいか、どうしたら一番いいのかを一緒に考えてあげましょう。
子供の本音を知りたいときは、無理やり聞き出そうとするのではなく、子供が話すまで辛抱強く待つ事も大切です。
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