子供だけでお留守番をさせる事は大変危険です。
何故ならいくら言い聞かせても、子供というのは純真無垢ですから、親だけの言う事を聞くとは限らないからです。
最も子供だけのお留守番で身近で危険なのは、親のいない時の強制わいせつです。
こうした場合、そのほとんどは宅配業者や親の知り合いを装って訪問します。
子供は素直だからこそ、こうした罠に大変引っ掛かりやすいのです。
「知らない人が来てもドアを開けちゃダメ」
こう言われたとしても、上記の様なケースではその例外だと考えてしまうのが普通です。
騙す側は大人なのですから、子供だけではどうしても言いくるめられてしまう恐れがありますので、出来れば子供が一人でいる時間は極力作らない方が良いです。
それ以外にも、親の目が届かないお留守番で子供に危険な事はたくさんあります。
例えば火遊びによる火災や火傷の危険です。
子供にとっては、お留守番というのは親がいては出来ない遊びをする絶好のチャンスでもあります。
特に、普段から禁止されていればいるほど、子供は興味を持つという一面もありますので、子供の火遊びは、親の目の届かない留守番中などに非常に高くなる傾向があるのです。
その危険性は男の子であればより高まり、年齢が上がればまた高まります。
その対策として、ライターなどは全て隠し、ガスコンロなどは元栓を閉めるなどが必要です。
しかし最も大切なのはお子さんを一人にしない事だという事を、忘れない様にして下さい。
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