1歳半を過ぎ、離乳食が終わると子どもに見られるようになるうえにママを悩ませるのが好き嫌いです。
うちの子野菜を食べてくれない、肉は食べるのに魚を食べない、ハンバーグにしないと肉を食べてくれない、いろいろな悩みが出てきますし、好き嫌いの悩みはいつまでも尽きないものです。
●今から完璧にする必要はありません
子どもの好き嫌いに悩まないママなどはっきり言っていませんから、うちの子だけと悩むことはほとんどないかと思います。
うちも好き嫌いが激しくて、という会話の方がよく聞こえてくるのではないでしょうか。
特に繊維質の多い食べ物や噛みきれない食べ物を嫌う子どもが多く見られます。
またママが子どもはカレーが好きなものと思いこんでカレーを作っても食べてもらえなかったということもあります。
●噛む力、口への刺激… 子どもの能力に左右される好み
離乳食でいくら咀嚼能力を高めたとはいっても、子どもはまだものを噛みきる力が弱く、食べづらいものを嫌がる傾向があります。
また、刺激的な味や、慣れない味、味が好みではないものは嫌がります。
しかし、ちょっとずつ練習していくことで、苦手な食べ物が大好物に変わっていくこともよくあることです。
子どもの好みがわからなくても、食事を進めていくうちに次第に子どもが好きな味付けや食べ物の柔らかさなどがわかってきますから、今はまだその硬さを基準として食事を作って構いません。
もしハンバーグが好きなら細かく刻んだ野菜をハンバーグに混ぜたり、チャーハンや餃子など野菜や肉などが細かくなりやすいメニューをそろえてみるのもいいでしょう。
●「食べさせなきゃ!」ママの焦りは禁物
好き嫌いを克服させようとしても子どもはかえって食べることを嫌がるだけですし、いいことはありませんから、今日はこれを食べてみようなど子どものチャレンジ精神を仰ぎながら少しずつ食べられるものを増やしてみるといいでしょう。
Photo by Juhan Sonin