生後1か月を過ぎると徐々に授乳間隔があく赤ちゃんが増えてくるのですが中にはまだ15分おきに泣く、30分おきの授乳が必要という赤ちゃんもいます。
しかしあまりに授乳回数が頻繁だと、太るのではと心配するママが多いのも事実です。
●欲しがって泣くから、つい頻回授乳に
赤ちゃんの授乳リズムがいつできるかは個人差があるので特定することはできません。
1か月程度で1時間~2時間おきの授乳になる赤ちゃんもいれば半年たってやっと授乳リズムができ始める赤ちゃんもいます。
中には卒乳するまで頻繁に授乳を求められるというママもいますからその苦労は絶えません。
●こんなにムチムチでいいの?
あまり飲ませすぎると太るのでは、と、ムチムチのお肉がついてきた赤ちゃんを見て不安に思うママも多いでしょう。
ですが心配はいりませんし、赤ちゃんの体重は3カ月で生まれたころの2倍になると言われています。
つまり生まれたとき3㎏あった赤ちゃんは3カ月で5~8Kgになるということです。
大人にも体型の差があるように、赤ちゃんの体重の増え方も個人差が大きく、中には10キロ近くあって、平均の曲線をはみ出している子も少なくありません。
多くのママはムチムチのわが子を見て、太りすぎではと思うかもしれませんが、寝返りをするようになり、やがてハイハイ、つかまり立ち、伝い歩きをするようになっていくと運動量が一気に増えるのでどんどん痩せていきます。
赤ちゃんの代謝は大人が思っている以上に激しいので運動による消費熱量も非常に多いのです。
●1歳頃には体が締まる
この時期の赤ちゃんは離乳食もまだ始まっていませんし、ミルクでなければ母乳なら赤ちゃんがほしがるときに飲ませて構いません。
実際に3カ月で体重が3倍程度まで増えてしまった赤ちゃんも1歳を迎えるころにはスリムな標準体型になっていたということはよくあります。
ミルクの場合は消化の関係や栄養素の関係もあるので3時間おきが望ましいのですが、母乳が主体なら大丈夫と思っておきましょう。
Photo by Andrew Bardwell