産後1か月の間特に大変と感じるのは新生児がよく泣くということです。
眠りが浅く、やっと寝かしつけたと思ったら、すぐに泣きだし、ヘトヘトに。
しかも決まってこれから何かをしようというときに、自分にとってプラスに働く方向のことをしようというときに泣きます。
これからシャワーを浴びよう、食事をとろう、仮眠を取ろう、たまった家事をしようというときに泣くことが多いので、ママも自分のことができずにイライラしてしまうことが多いものです。
●周りの協力が必要不可欠
新生児は今までママのおなかの中で守られながら安心して育ってきたのですから、それが急に外の環境に出されて、ママの手を一瞬でも離れるというのは不安でしかありません。
ですからママは逆に、新生児を守ってあげられるのは自分しかいないと考えてみてはいかがでしょうか。
特に初めての出産だったママにはまだ母性が芽生えていないことも多く、ご飯を食べたい、眠りたいという欲望が勝ることもあります。
しかし新生児は自分一人では何もできませんし、食事もママから母乳あるいはミルクをもらわなければできないのです。
それではママの心労や疲労がたまるばかりと言う方もいるでしょうが、その時は遠慮なく周りに頼りましょう。
里帰りしているなら親に頼って食事やシャワーの間だけでも赤ちゃんを見てもらう、里帰りしていないあるいは2人目以降のお子さんなら上の子どもやパパをどんどん育児に巻き込みましょう。
やがて赤ちゃんはみんなで育てるものという意識が芽生えればママの負担も減りますし、毎日赤ちゃんと目を合わせて話すことでどんどん愛情も湧いてきます。
Photo by Eric Bas