認可園をそろそろ探そうという人、認可園の選考に落ちて認可外の保育園を探さなければいけない人、いつか仕事を始めたいと考えている人など、保育園探しを始めるママは様々です。
保育園を選ぶ時には見極めるポイントがいくつかあるので、5つをピックアップしてチェックしてみましょう。
●情報収集
基本的なポイントとして押さえておきたいのは、しっかりと情報収集をすることで、市区町村の窓口での相談やパンフレットを熟読することなどを中心に丁寧に調べておくことが大切だと考えられます。
その自治体での選考ポイントの考え方、書類の提出期限など、基本的なことを知らず、入園のチャンスを逃してしまう人が実は多いのです。
わからないことは、窓口で質問して、疑問をなくしておきましょう。
●候補の園は実際に見学する
実際に気になる保育施設があれば、直接足を運んで、見学に行くことがポイントです。
見学を申し込む際に、日常の保育風景を見学できるか確認しておきましょう。
そして、建物はもちろん、子どもたちがいる状態の保育室を見せてもらいましょう。
子どもたちは生き生きしているか?
保育士が笑顔で接しているか?
遊具や備品は(古くてもいいので)しっかり管理され衛生的か?
子どもたちが毎日を過ごす、園生活の様子は重要なポイントです。
●体制などをチェック
プレスクールなどを展開しているようであれば、子どもに実際に生活を体験させるためにも利用してみた方が良いと考えられます。
また、見学した時、保育士は通常どのくらいの人数か、資格を持つ人がどのくらいいるか、災害時の対応の例や、経営母体など、質問して確認しておくと、安心です。
●園の保育方針を理解しておく
さらにポイントとして挙げたいのは、保育施設が掲げている保育の基本の理念や思想、方針などを聞いておくことです。
子どもの保育の方針は行事や日々の連絡帳のやり取り、給食などにも反映されてくるので、入園後の保護者が何を必要とされているか変わってきます。
持ち物は親の手作りが必要か?行事が多いのか?補助学習の費用がかかるのか?泥だらけで遊ばせるのか?
保育担当者だけでなく園長と話す機会を作ってもらうと理念や思想、方針がはっきりと解ります。イメージできない場合は、率直に「よその園と比べてどんな特徴がありますか?」と質問してみると、わかりやすく教えてくれるでしょう。
●通い始めてからもチェックは続けましょう
最後のポイントは実際に子どもを保育施設に預け始めてからのチェックです。
子どもに変化はないか様子をよく見ておくようにし、気になることがあればすぐに保育施設に連絡を入れるようにしましょう。
問題がなくても、まめに子どもの様子を話したり、連絡帳のやりとりを丁寧に続け、保育施設と連絡を取るようにしておくと、いざという時に連携が取れるので、気持ちの上で預けっぱなしにしないことが大切です。
Photo by Philippe Put