第10回サラリーマン川柳コンクールで「来て嬉し 帰ってうれし 孫の顔」という川柳が91位にランクインしています。
祖父母の気持ちを的確に表現した名句で、しだいに有名になりました。
これは孫を迎える側の祖父母も、実は孫たちが遊びに来る帰省は嬉しいものの、やはり子どもの相手は疲れる、去っていくと少しほっとするものだ、という内容です。
この川柳に共感するおじいちゃん、おばあちゃんも多いのではないでしょうか。
●実は祖父母も孫たちの帰省は、疲れている!
嫁としては、お盆と年末年始の帰省は負担がとても大きいものです。
年に2回のご主人の実家への帰省をストレスに感じているママ達も多いかと思います。
しかし、これは迎える側の祖父母も同じように感じているようです。
サラリーマン川柳コンクールにあった「来て嬉し 帰ってうれし 孫の顔」に大きく頷くおじいちゃん、おばあちゃんも多いようです。
もちろん、お盆や年末年始に孫たちが帰省してくれるのは嬉しいものの、やはり長く居られては、おじいちゃんやおばあちゃんも大変なのです。
普段はおじいちゃんとおばあちゃんだけの静かな暮らしの中に、突然、やんちゃざかりの孫たちがおしかけるのですから、やはり嬉しいのと同時に、バテバテになってしまいます。
●子どもたちがはしゃいでハチャメチャに
お盆や年末年始には、大勢親戚なども集まるので、孫たちの数も増えます。
子どもというのは、複数集まるとパワーが2倍にも3倍にもなりますから、手がつけられないほどの大騒ぎをするのも時間の問題です。
はじめのうちは、恥ずかしそうにしていた孫たちも、次第に家のなかでドタバタと遊び始め、食事中も少しもじっとしていない、といった状況になってしまいます。
お盆、年末年始の帰省は、嫁も大きなストレスになりますが、おじいちゃんやおばあちゃん達も実はとても大変で、帰って嬉しい、という本音があるのです。
●長居し過ぎはお互いに疲労のもと
子どもたちもはしゃぎ過ぎて、いつも以上に体力を消耗している傾向があります。
お盆やお正月はあまり祖父母の家に長居し過ぎず、ほどほどの日数で切り上げた方が、お互いの負担にならずに済むようです。
Photo by Robbie Sproule