実家が近くにあるとついついおじいちゃんやおばあちゃんに頼ってしまいます。
特に共働きの家庭だと、孫をしょっちゅう祖父母宅に預けている、という方も多いのではないでしょうか。
●祖父母も実は「孫疲れ」で悩んでいる!特に言いにくい悩みとは・・
小さな孫は可愛いものの、頻繁に孫のお世話を任せられるのは、祖父母の負担も大きくなります。
近くに実家がある方だと、お出かけの時やお仕事の時、ちょっとリフレッシュしたい時など、ついつい小さな子どもを預けてしまいがちですね。
はじめのうちは、おじいちゃんやおばあちゃんも、小さな孫が可愛いので、喜んで面倒を見てくれますが、度重なるとやはり負担が大きくなります。
今、世間で問題になっているのが、祖父母の育児ノイローゼで、自分の子どもから孫を預けられるおじいちゃんやおばあちゃんが増えており、それが大きな悩みとなっているようです。
「孫の面倒を見るのは疲れた、休みたい」なんて言ったら、孫に愛情がないと思われそうで、なかなか口に出して伝えることができないことが、大きな悩みとなっています。
●ほかの預け先も押さえて、ほどよい頼り方を
確かに共働きの家庭などでは特に、夫婦ふたりだけでは子育ての苦労も大きくなるので、たまには祖父母の手を借りることも必要でしょう。
地域のファミリーサポートやベビーシッターなどを利用することも出来ますが、急な用事の時や親だけが出かけたい時などには、祖父母の存在は、とても大きな存在になります。
しかし、高齢でもありますから、孫のお世話が度重なると孫疲れの状態になり、悪化すれば、子どもとの軋轢にまで発展します。
まず体力が違いますから、それだけ孫をみるのも大変です。
また、祖父母が子育てをしていた時代も大きく違うので、親との教育方針も違います。
なかなか言いにくい悩みもあり、祖父母のストレスも大きくなってしまいます。
特に言いにくい悩みとしては、離乳食や食事のことで親からの指示があることのようです。
あれは食べさせないで、このように食事をさせて、と孫を預ける際の指示があります。
食事以外にも、洋服の着せ方や、食事の与え方、トイレのさせ方など、色んな面で子育ての仕方が違います。
それを自分たちの思うように出来ないことが、ストレスの一因となっているようです。
祖父母世代にも育児ノイローゼが広がっているようです。
お世話を任せる側の親世代も、おじいちゃんやおばあちゃんへの配慮が必要ですね。
Photo by Donnie Ray Jones
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