二世帯同居は、うまくいけば家事や子育ての負担を分担できますが、こじれてしまって離婚になるケースも最近増えているようです。
ですから、無理をして同居をしない方が安全と考えるママも多いようです。
二世帯同居のメリット、デメリットを紹介します。
●圧倒的に多い、嫁と義理両親の二世帯同居
女性の実家に同居する『マスオさん』タイプの同居も増えていますが、やはり圧倒的に多いのは、旦那さんの実家のご両親と同居するケースです。
間に入る旦那さんの性格にもよりますが、義理の両親 VS 嫁になるパターンが多くなり、子育てが始まると、さらにママの負担は大きくなる傾向にあります。
●二世帯同居にはメリットもたくさん!
同居をするメリットは、まず家事や子育ての負担を分担できることです。
家事や育児の負担が減るのは、特に共働きの家庭では、とても大きなメリットです。
また、介護など、おじいちゃん、おばあちゃんの生活のサポートもしやすくなります。
経済的な面のメリットも大きいです。
生活費の大幅な削減が出来ますし、二世帯同居をすることで税金が有利になるケースもあります。
また、そばにいる安心感や、おじいちゃんやおばあちゃんによるお世話で、子どもの成長にプラスになることも多々あるでしょう。
ママやパパには知らないような遊びや文化などを子どもに伝えることが出来ます。
しかし、これらのメリットは、二世帯同居が上手くいった場合です。
●二世帯同居はこんなデメリットも
親世代と子世代では、ライフスタイルや価値観、意識、時代背景や社会的な感覚も大きく違うので、そのストレスが溜まります。
掃除や洗濯の仕方、料理の作り方や味付けなど、些細な違いが、やがて大きなストレスや不満になることも多いです。
また、精神面でのプライバシーが確保出来ないデメリットもあります。
共用するスペースの多い同居では特に、プライバシーを確保出来ないことが多く、これも大きなストレスとなります。
親子間の絆が大きな問題になることも多々あります。
特に母親は、息子が可愛いがゆえに、子世代に干渉しすぎになることが多く、これがママにとってのストレスになります。
Photo by Travis Swan