お正月には書初めで1年の抱負を、と言う方もいますね。
書初めをすると精神が集中し、気分もよくなりますから、1年の始まりにはもってこいの行事です。
でも小さい子に書初めは早い、小学校で習字の授業が始まってからでもいいんじゃないか、と思っている方もいるでしょう。
ですが幼稚園に入れば鉛筆や塗り絵などに興味をもち始めます。書初めも早すぎるということはないでしょう。
まずは道具ですね。
墨汁、筆、すずりなどのセットを用意するのもいいですが、振り回した筆から墨が飛ぶと汚れが落ちません。汚すのが不安な小さいうちは筆ペンでもいいでしょう。
小さいうちは、筆ペンと簡単に書けるような紙に殴り書きで。年中さん、年長さんになってきたら半紙に墨を使ってもいいでしょう。
最近は小学校2~3年生頃から習字をはじめますから、今から練習しておくのも後々のためになるかもしれません。また習字を習っている子は自分で準備もできるでしょう。
書初めの内容は最初の頃は好きなものでかまいませんし、字がまだ書けない子どもなら殴り書きや絵でもかまいません。
字を覚えている子どもなら、好きな言葉を書かせてあげましょう。
最初から謹賀新年や賀正など、難しい言葉を書かせると、習字が嫌いになってしまう可能性もあります。
書初めは楽しく始めることで、また次の年やってみようという気になりますから、習字が楽しいと言うことをまず教えてあげましょう。
初めての書初めを親子一緒に楽しめば、またお正月も楽しいものになるでしょう。
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