クリスマスから年末、お正月と、イベントが続き、ごちそうを食べて、みんなで家でゆっくり過ごすことが多くなります。
老若男女、多くの人たちが抱える「お正月太り」で、体重計に乗って溜息をつく人が日本中にいるといっても過言ではありません。
●お正月太りの原因
簡単に想像できるように、お正月太りの原因はこんなことです。
◇高カロリーの食事を食べすぎる
◇不規則にだらだら食べ続ける
◇動かない、運動不足
空腹を感じるまでもなく不規則に食べ続け、普段より動かなでいると、たった1日でも太ります。
脂肪がつくというより、血流が悪く全身がむくんだ状態です。
1日で太ったなら、すぐに改善すれば、簡単に元に戻すことができます。
しかし、だらだら食べて、ぐーたらする日が数日続くと、さらにしっかり太っていきます。
体の筋肉が使われず、基礎代謝がどんどん落ちていき、脂肪を燃焼しづらい体になっていきます。それなのに、さらに食べ続けることで、余ったカロリーがどんどん体脂肪として蓄積されていきます。
これがまさにお正月太りの状態なのです。
時間がたてばたつほど、体脂肪が定着して、代謝が落ち、ダイエットしにくい体質になってしまうので、注意が必要です。
●お正月太りを放置してはいけない
お正月太りした後、なるべく早めに体を引き締めるようにしないと、ますますダイエットの効果が出にくくなり、本当の肥満になってしまいます。
お正月太りの解決法は以下の3つ。早めに行うことが肝心です。
(1)血流をよくする
マッサージやストレッチなどで、停滞している血液やリンパ液を流すようにしましょう。
(2)カロリーを控える
本来は全てバランスのよい食事を心がけるべきですが、ごちそうの多い季節ですので、食べすぎた後の食事は、控えめの量にする、糖分や油分を控える、など、心がけましょう。
(3)運動して筋肉を動かす
筋肉がなまるだけで、体は脂肪を溜めやすくなってしまいます。
お正月に衰えた筋肉をしっかり動かして、鍛えましょう。
筋肉が発達していれば、基礎代謝といって、眠っている間でもどんどんカロリーを燃焼してくれます。
小さな子どもがいるパパやママや、ちょこちょこと運動や寝不足もあるため、他の人ほど顕著に太ることはないかもしれませんが、産後は骨盤が変化して、以前より太りやすく、痩せにくくなっている人もいるので、注意して、肥満がひどくなる前に手を打って、キレイなママでいたいですね。
Photo by Adam Chamness