年末年始に実家などへ行って、家事はしないけど気疲れしている、というママも少なくありません。
頭は疲れているのに、ついつい運動不足、という場面も多いでしょう。
しかし、運動不足には悪い効果があるのです。3つの危険をご紹介します。
実は体を動かしていない運動不足が続くと、様々なリスクがあるのをご存じですか?
●肥満
一つは肥満になる、ということです。
お正月太りもそうですが、運動をせずに、だらだら高カロリーの飲食を続けていると、血行が悪くなり、全身が浮腫み、カロリーオーバーしたエネルギーが、脂肪となって蓄積されてしまいます。
●体を壊す
もう一つは、筋力が低下することで、全身を支える力が弱まり、負荷がかかった時に一か所だけに負担がかかり故障する原因になります。
例えば、腹筋や背筋が衰えていることで、子どもを抱っこした時、腰痛になるリスクが高くなるのです。
腕の筋肉が衰えていれば、子どもが暴れた時に掴んだママの腕のすじを痛める、ということもあります。
●運動不足はキケン!ストレスを倍増させる
もう一つは、脳と体のバランスが悪くなり、ストレスや精神的疲労がたまりやすくなる、ということです。
運動不足だと、体はあまり疲れていないのに、脳だけが疲れているというアンバランスな状態になり、神経の切り替えがうまくいかず、夜の睡眠の質が悪くなります。
眠りの質が悪くなることで、疲労やストレスが解消されずに蓄積し、「疲れているのに眠れない」という状態になるのです。
これを防ぐためには、今日は精神的に疲れたな、たくさんの人と会って気疲れしたな、と感じたら、お散歩をしたり、体を使う家事をしたり、子どもと追いかけっこをするなどして、体を動かすようにしましょう。外気や太陽の光にあたることも、心地よい肉体疲労を誘って効果的です。
心の疲れと体の疲れのバランスがとれれば、しっかり眠って、元気を回復できるようになります。
Photo by Kotaro Kokubo