離乳食の時期の赤ちゃんは、飽きやすく、食事に集中せずにすぐに、手でぐちゃぐちゃにしてみたり、テーブルの上に落としてみたりと食べ物で遊んでしまう。
こんな遊び食べにイライラを募らせているママも多いのではないでしょうか。
遊び食べには、どう対処すればいいのでしょうか。
●遊び食べにイライラ・・食事に集中しない子どもにはどうすればいいの？
生後１０ヶ月目あたりから始まると言われている遊び食べは、成長の証と言われています。
いたずら心があったり悪気があるのではなくて、さまざまなものへの好奇心から、遊び食べをするようになるのですが、毎食の事になれば、ママのストレスも溜まっていきます。
遊び食べをうまく卒業させるためには、少し工夫がいるようです。
●おだやかに注意する
例えば、大きな声で「ダメよ！」と注意するよりも、悲しい表情でやんわりと注意するようにしましょう。
食べている時に遊ぶと、大好きなママが悲しんでしまうという気持ちが、次第に子どもに働くようになり、食べ物で遊んではダメなんだと分かるようになります。
●時間を区切る
また、食事は30分と時間をはっきりと決めておくことも大切です。
いつまでもスプーンを落としたりして遊んで、食事が終わらないのではママも困ってしまいますね。
だらだらと遊び食べをしているようなら、時間がたったら「遊んでいるけどもう食べないのね。じゃあお片づけの時間だから、片付けるね」といって食事を終了させましょう。
遊び食べをするのは、お腹がしっかり空いていないからでもあります。
お腹がぺこぺこなら、遊ばずしっかりと食べてくれるはずです。
●食事に集中できる環境を
そして、食事中にはテレビや雑音を消して、気になるおもちゃが子どもの視界に入らないように片付けておくことも大切です。
遊ぶ時間と食べる時間は区別することが大切です。
食事前には空腹にして、子どもが食事に集中出来る環境作りを心がけてみてください。
Photo by Lars Plougmann
