いくら叱っても言うことを聞かない子どもに手を焼いているママも多いのではないでしょうか。
ママから怒られて、すぐに止める子と、いつまでもしつこく続ける子がいます。
中にはママが叱るのを、面白がってしつこく悪さを続ける子もいます。
これは性格の違いや親の躾の問題なのでしょうか。
そんな子どもはいったい何を考えているのでしょう。
また、どんなふうに対処すれば良いのでしょうか。
●お友達が一緒だと…
どんな子どもでも、ふだんはママの言うことが聞けても、友達と一緒に遊んでいて楽しくなりテンションが高くなると、どんなにママから注意されても悪いことをしつこくやり続けてしまうようです。
また、おふざけに理解を示してくれるお兄さんや、祖父母などが一緒にいる場合、いつもと違う場所に行った時なども、しつこくハメをはずしやすいことがあるようです。
●のめりやすい子
何かに集中すると、周りが見えにくくなってしまう子や、のめりこみやすい子に、その傾向が多く見られるようです。
このような子どもは、親の躾に問題があるというよりも、ある意味とても集中力が高いという個性があると言えるでしょう。
友達との遊びに夢中になるがゆえに、どんなにママが叱っていても、目に入っていないのです。
集中力が高いという素晴らしい個性でもありますが、悪さなどをしていてよその人の迷惑になる場合は問題です。
そんな時には、さっと抱きかかえて他の場所に移動させて、クールダウンさせる必要があるでしょう。
●あまり気になる場合は
また、このような傾向があまりにひどい場合には、ADHDなどのように強い性質やクセを抱えている可能性も考えられます。
気になるようであれば、一度、療育を行っている機関に相談してみましょう。
問題なしという場合でも、クセの強い子への適切な対処の仕方などを専門家から教えてもらうことができるので、ママのストレスも軽減されるはずです。
Photo by Juhan Sonin