イヤイヤ期になると、友達のことを、ひっかいたり、かみついたり、叩いたりなど、乱暴してしまう子もいますね。
ママとしては、他のお子さんに何かあっては、といつもヒヤヒヤしているはずです。
こんな子どもに対しては、どう対処すればいいのでしょうか。
●「噛みつく・叩く・暴力的な子」こんな子のしつけは!?
友達に、噛みつく・叩く、などをする、暴力的な子どもは、いろんな状況を理解できるようになっているのに、言葉がうまく出ないために、このような手段に出ていることが多いようです。
自分の感情の表現手段として「噛む」「叩く」「ひっかく」などの行動を行ってしまっているようです。
例えば、友達に嫌なことをされた時や、自分の体調が悪い時、なんとなくイライラしている時なども、乱暴行為をしてしまうようです。
他のお子さんや、自分を傷つけることは絶対にダメなことですから、こんな時には毅然とした態度で「だめ」と叱りましょう。
そして「今、使っているおもちゃをとられると思ったの?」などと、子どもの気持ちをママが代弁してあげましょう。
その上で「噛むんじゃなくて、『あとで』って言えばよかったね」と、解決策を教えてあげることで、だんだんと暴力ではなくて、正しい対処方法を学んでいくことができます。
ここでは、間違っても、暴力をふるった子どもを、大人が暴力によって叱ってはいけません。
物事を暴力によって解決するという誤った認識を植えてしまうことになります。
Photo by Ryan McDonough