世界を見渡せば、実にいろいろな育児法があります。
寒い季節になれば、日本では腹巻きなどで子どものお腹をしっかりと暖めて風邪予防をするのが一般的ですが、ドイツではなんと耳から風邪をひく?と言われているそうなのです。
●ドイツの驚き風邪予防対策とは・・!
日本での基本は「お腹を冷やさない」「寝冷えをさせない」ことが寒い冬の風邪予防対策となります。
しかし、ところ変わって日本の冬とは桁違いに寒いドイツでは、耳や足を露出させないことが風邪予防の基本なのだそうです。
日本では「お腹を冷やすと風邪をひくよ」というのが定番ですが、ドイツでは、「耳に風を入れちゃだめよ!赤ちゃんは耳から風邪をひくのよ」というのが冬の定番なんだそうです。
外出先でも、「帽子から耳が出ている!」「帽子をもっと引き上げて、耳を隠さないと大変!」といった具合に、耳の防寒意識がとても高いのがドイツです。
また耳と同時に、足の防寒も徹底していて、外ではもちろんですが、家の中でも冬には裸足にはさせないそうです。
日本では、どんなに寒くても、赤ちゃんの耳は意外と無防備だったりしますし、冬でも家の中では裸足の子どもも多いですね。
●コーラは薬?
また、ドイツでは、腹痛は「コーラ飲んでなおせ」と言われていというからびっくりです。
気候風土の違いももちろんありますが、文化の違いを感じます。
風邪予防ではありませんが、ドイツでは、赤ちゃんの頃からベビーベッドで寝かされるという習慣もあります。
泣いてもすぐには抱っこしないことも推奨されているなど、日本とドイツの育児法の違いはたくさんあります。
基本的に子どもが眠る時間が早いのもドイツの特徴で、小学生でも19時には就寝するのが一般的で、どんなに遅くなっても20時までにはベッドに入るのがドイツの子どもたちの習慣です。
Photo by Valentina Yachichurova