子供の歯磨きに一苦労しているという親御さんも多いでしょうが、子供が嫌がらずに歯磨きをするようになるにはポイントがあります。
・赤ちゃんの頃から慣れさせる
赤ちゃんの頃から授乳が終わるたびに塗れたガーゼで口の中を拭いてあげてみてください。
子供が歯磨きを嫌がるのは、自分が見えない部分に歯ブラシという異物が入ってくるのが怖いからです。
しかし赤ちゃんの頃から口の中を洗う行為に慣れていると、歯磨きもいいことと認識することができるようになります。
そうすると歯が生えて歯磨きをするようになってもすぐに歯ブラシに慣れて楽しく歯磨きをしてくれるようになります。
イチゴ味やぶどう味などの歯磨き粉を使えばより歯磨きが好きになるでしょう。
・絵本やDVDを見せる
歯磨きに関する絵本やDVDを見せるのも一つの方法です。
どんなに歯磨きが楽しいのか、歯磨きをするとどんなことが起こるのか知ることで、歯磨きをしたくなる子は増えていきます。
またぬいぐるみを使って実際に歯磨きを経験させることで、自分の口の中で何が起こっているか分かり、安心できる場合もあります。
後は歯磨きの時間になったら、歯磨きを促す歌を歌うなど、歯磨きが楽しくなるような雰囲気づくりをしてみましょう。
子供は親が緊張していたり、意気込んでいると逆に委縮して怖がり、泣き叫ぶことがあります。
頭をしっかり固定して歯磨きをすることも大切ですが、楽しく歯磨きをする方がいいのではないでしょうか。
子供に歯磨きをしてほしいと言う親御さんは、楽しく歯磨きをするということを意識してみませんか。
Photo by Dan Wheeler