小さい子どもは虫歯になりやすい傾向はありますが、虫歯になる原因を知っていれば予防ができますし、もしも虫歯ができてしまっても対処法を知っておけば、子どもに痛い思いをさせずに虫歯の治療を受けさせる事もできます。
●お母さんが知っておかなければいけない6つの事
子どもの虫歯は大人と違い発見しにくいものです、これは乳歯の虫歯が黒くなるのではなく、白くなる事も関係しています。
乳歯は永久歯に比べて柔らかいので虫歯の進行が早く、痛みも出にくいので気づきにくいのです。
乳幼児は食事も変化も虫歯の原因になる事があります。
味覚も発達して甘い物を美味しいと思うようになると、虫歯のリスクも高まります。
乳歯はエナメル質が柔らかいため、一旦虫歯になると進行が早く、神経まで到達するのも早くなります。
奥歯の歯の間、上の前歯、奥歯の溝、歯と歯茎の間は、子どもの虫歯やできやすい場所です。
●乳歯を虫歯から守る3つの方法
最も効果的なのは毎日の歯みがきです。
最初はお母さんが磨いて教えますが、できたらご褒美シールをあげるなど、歯磨きが楽しい事と思えるように工夫をしてあげましょう。
歯ブラシでは磨ききれない歯と歯の間はデンタルフロスが効果的です、甘い香りのするデンタルフロスもあるので、そういった物を使います。
フッ素は歯を強くして虫歯予防効果もありますので、フッ素入りの歯磨き粉を使うのもいい方法ですし、歯医者さんでもフッ素塗布をしてもらえます。
フィンランドでは食後にキシリトール配合のガムを噛む習慣があり、子どもだけでなく大人の虫歯も少ないといいます。
きちんと座ってガムを噛めるようになったら、食後にキシリトールのガムを噛むのもオススメです。
Photo by Ben Francis