1か月健診を終えると次は4か月健診まで健康診断はありませんし、お散歩デビューしても少子化の世の中、同じ月齢の赤ちゃんに会うことはあまりありません。
だからこそ、自分の赤ちゃんは本当に正常に成長しているのか不安になることもあります。
たまに支援センターなどで月齢の近い赤ちゃんに会ったとき、わが子と成長スピードを比べてしまって、気になってしまうこともあります。
●赤ちゃんは何がどのくらいできるようになるのか
赤ちゃんの成長の目安として最初にできることは寝返りと答えるママも多いのですが、その前に首が座ります。
1~3カ月ころというのは今まで手で支えなければ安定しなかった首がしっかりする時期ですから、毎日様子を観察していると次第に首を横に向けたり、上に向けたり、音がする方に向けたりするようになることが分かります。
赤ちゃんをあおむけに寝かせて両手をつかんで持ち上げたときに首がついてくるようなら首はほとんどすわっていますし、寝返りをマスターするまでもう少しです。
寝返りは初めての全身運動という人も多いのですが、早ければ3カ月ころにマスターする赤ちゃんもいます。
周りはなんだか寝返りをするのが早いみたいだけど、うちの子は全然そのそぶりも見せないと不安になる方もいるでしょうが、心配ありません。
平均して赤ちゃんの寝返りは5~6カ月ころと言われていますので、3カ月で寝返りをマスターする赤ちゃんは本当にまれなことです。
●比べるほど不安に…わが子の成長をのんびり見守ろう
周りに同じ月齢の子がいない、健診がないから同じ時期の赤ちゃんを持つママと交流がないというのは不安なことですが、笑うようになる、音に反応するようになるというのは1~3カ月ころの赤ちゃんの成長と思っていいでしょう。
Photo by Greg Kidd