稼いだ600万円がそのままお小遣いになる人、家計と保育料に消えてほとんど残らない人…働くママのお小遣いには大きな差があります。
●兼業ママのお小遣い事情
兼業主婦というと働いているのですから自分のお小遣いは確保されていると思われる方も多いのですが家庭によって事情が違います。
稼いだお金は全部ママのお小遣いになるという人もいれば家賃や光熱費などの固定費以外をすべて負担しているため手元にほとんど残らない人、保育料でほとんど消える人など様々です。
夫の年収、あるいは家計の負担をどのように分担するかにより働くママのお小遣いは大きく変わってしまうのです。
●働くママは出費が多い
ママがお金を稼いでいるから安心できるという家庭もあるのですが、外で仕事をしているとどうしても身だしなみに気を使いますから化粧品や衣類、美容室などにお金をかけて出費がかさむというママが多いです。
そのため使うお金は専業主婦より兼業主婦の方が高い傾向にあり、お小遣いの平均額を見ても専業主婦は8934円なのに対し、兼業主婦は18134円であっても、出費は専業主婦の倍かかる兼業主婦が多いのが実情です。
●家庭の事情にも左右される
家計に余裕がないから子どもを預けて働きに出ているというママもいますし、夫から理解が得られないケース、たとえば自分が好きだから働いていると思われている兼業主婦は保育料も自分で負担する傾向にあります。
そうすると保育料で4~5万かかってしまい、手元に残るお金はほとんどありません。
認可外に子ども2人預けると、保育料だけで10万円を超える家庭も少なくありません。
大切なことはなぜママが働かなければならないのか、ママの収入とパパの収入はどのくらいになるのか、家計は毎月最低どのくらい必要なのか情報を共有し、今の家庭の状態を夫婦で知ることです。
Photo by Brooke Raymond