2人目の子供を妊娠、出産すると上の子が赤ちゃん返りを起こしてしまうことがあります。
赤ちゃん返りの原因や具体的な症状を知っておくと、上の子にどのように接すれば良いのかが解り、イライラすることも少なくなります。
上の子が赤ちゃん返りをした時に見られる症状のひとつには、何でも嫌がってわがままになることが挙げられ、これまで一人でできていたことが急にできなくなってしまうことも見られます。
わがままを言ったり、着替えやトイレが一人でできなくなることは、ママやパパに自分をもっと見てほしい気持ちの現れです。
また、急に不安から泣き出したり、抱っこをせがむようになる症状も多く見られます。
少し解りにくいですが、下の子に暴力をふるってしまうことも赤ちゃん返りのひとつなので、激しく責めずに上の子と過ごす時間を作るようにしてみましょう。
・赤ちゃん返りをした上の子への接し方は?
赤ちゃん返りの原因は上の子の気持ちが不安定になることが深く関係していて、弟や妹が生まれることで起きる環境の変化に不安を感じるからだと言われています。
ママやパパの愛情は今まですべて自分に向けられていたものですが、下の子ができると愛情を奪われると感じ取り、取り戻そうとして赤ちゃん返りを起こすのです。
ママやパパは下の子のお世話で忙しいと思いますが、上の子の赤ちゃん返りを放置してしまうとどんどん不安が募ってしまいます。
そのため、スキンシップを心がけて良いことをした時にたくさん褒めるようにし、イライラをぶつけたり責めないようにしておきましょう。
Photo by Lars Plougmann