最近は一人っ子が増えていて、以前あった一人っ子だからわがままというような偏見も少なくなってきました。
きょうだいが多いことにもメリットはありますが、一人っ子で良かったと感じている子どもも多くいます。
自分も一人っ子で、自分の子どももぜひ一人っ子にしたいと希望する親も増えています。
●一般的な一人っ子のメリットとは?
親の愛情を独り占めでき、きょうだいで争うことがなかったためにのんびりと自分のペースを崩さず生活することができるのが一人っ子です。
愛情を独占することは自分自身を肯定する力を育てることに繋がるので、自分を大切にしたり自尊心を持つことができたと感じる一人っ子もいます。
子どもの頃に一人遊びをする時間が長いので、大人になってからも一人の時間を使うことが上手になるのも一人っ子の特徴だといわれています。
●一人っ子が大人になって感じる「良かったこと」
一人っ子は可哀想だと言われることがありますが、実際子どもからはそもそもきょうだいがいないので、きょうだいがいない寂しさは解らないという意見が出ることがほとんどです。
小さい頃に大人と接する機会が多いため、自然と年上の人への接し方が学べていたと感じる人もいます。
また、生活にゆとりがあるので様々な習い事をすることができ、将来の進路の選択に幅が持てることも一人っ子のメリットだと言えるでしょう。
一人っ子は親が病気をしたり亡くなった時だけは、きょうだいがいてくれたら良かったと感じていることもあるようですが、どちらかというと、その後に遺産相続などでもめることがないことの方を重視している人が多いようです。
親の介護をきょうだいで押し付けあう、遺産相続でもめる、などの面倒がないのです。
Photo by Brett Holt