下の子が生まれたら、ママはどうしても上の子よりも下の子のお世話につきっきりになります。
そんなママの姿を見て、上の子は下の子に焼きもちを焼いてしまいます。
上の子の嫉妬を見逃さないで、心のケアをきちんとしてあげることが大切です。
・上の子はこんな時に下の子に嫉妬する!
上の子は下の子が生まれると、いろいろな場面で寂しい思いをしています。
それまでママを独占していたのに、ある日突然、赤ちゃんが我が家に来てママを取られてしまうのです。
授乳や抱っこをいつもしてもらっている赤ちゃんに嫉妬します。
話しかける言葉遣いや声のトーンも上の子とは違うことに嫉妬します。
いつも優先されるのは赤ちゃんのお世話で、着替えや離乳食なども嫉妬の対象となります。
あらゆる場面で上の子は下の子に嫉妬をしているのです。
・下の子が生まれたら上の子の心のケアを!
このような嫉妬から、上の子はママの目を盗んで下の子を叩いたりしていじめることもあります。
しかしここで叱っては、上の子はママから嫌われていると思い、さらに寂しい思いをしてしまいます。
下の子に嫉妬をする上の子は情緒が不安定になり、おねしょをするようになったり、怒りっぽくなったりすぐに泣くようになったりもします。
下の子が生まれたら、上の子の心のケアを大切にしてください。
少しの時間でも上の子とママの2人だけの時間を持ち、ぎゅっと抱きしめてあげたり添い寝をしてあげたりしてスキンシップをしてあげてください。
下の子にママを取られた、という上の子のショックはとても大きなものです。
上の子の心のケアを十分にしてあげることで次第に心が安定し、しっかり者の兄、姉になってくれることでしょう。
Photo by Ed Ivanushkin