兄弟によって性格が違うというのはどの家庭にも見られることですが、なぜこうも性格や気質が違うのでしょうか。
・一般的な性格の言われ方
一般的に上の子はおっとりしている、おとなしいと言われており、下の子は甘えん坊だと言われています。
真ん中の子は中間的で自立心が大きいという人もいますが、これは子供が育った環境によるところが大きいようです。
と言うのも上の子はたくさんの大人に囲まれ、また最初の子と言うこともあって慎重に育てられてきた経緯があります。
そのため危険なことを回避して育てられていますので、おとなしい、おっとりした子になりやすいと言われています。
真ん中の子は上の子がいますので一定時期まではある程度自分が一番の状態で育ち、上の子との関係を築きますが、下の子が生まれると下の子に愛情が行きやすく上の子の気質も受け継義やすいのです。
・基本的なところは変わらない
しかし芸能人の兄弟姉妹を見ても分かりますが、兄弟姉妹の根本的なところは変わりません。
一緒に楽しいことをしようとする、笑いのツボが一緒、悲しい時や悔しい時は一緒に泣くことができます。
性格や気質に多少の違いは見られますし、下の子はずるい、上の子はずるいとお互いライバル意識のようなものを持って過ごすこともありますが、それでも基本的なところは全く変わらないのです。
それは育ってきた環境や親が同じだから、と言うところに由来すると言っていいでしょう。
上の子も下の子も性格や気質は違っても基本的に同じだと考えれば親子のコミュニケーションも取りやすくなるのではないでしょうか。
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