2人目以降が生まれることは子供にとってもきょうだいが増えることですし喜ばしいことですが、上の子のケアをしないと親子の関係が崩れることもあるようです。
・ママを取られた気持ちになる
下の子が生まれると赤ちゃんのお世話でつい上の子への対応が後回しになりがちです。
すると上の子は寂しさから構ってほしいと思い、下の子を叩いたり、物を投げたりお友達と喧嘩をしたりするようになることがあります。
ママに自分を見てほしい、注目してほしいと言うことから起こる行為ですが、それに気づかずに怒ると、上の子は自分はいらない子だと思って表情に乏しい子になることもあります。
ですから時には上の子と一緒にすごす時間を持ち、大切にしているということを伝えてあげましょう。
・上の子は不安定な状態です
上の子は下の子が生まれて不安で仕方ありません。
安心させてあげるには声をかけることがとても大切ですが、簡単な方法としては挨拶があります。
朝起きたときの挨拶から幼稚園などに送り出すときの挨拶、帰ってきたときの挨拶に夜寝る時の挨拶と、挨拶をするシーンはあふれています。
また家にいる時は話を聞いてあげることも上の子を安心させるポイントです。
ママも疲れやすい時期ですから、子供と一緒に寝る、できる範囲で子供と一緒に過ごす時間を持つようにし、無理をしないようにしましょう。
下の子がまだお腹の中にいるときはママも余裕があります。
しかし生まれると上の子を甘えさせることができづらくなりますので、甘えさせてあげられるときは思い切り甘えさせてあげるくらいの気持ちでいるといいでしょう。
Photo by Philippe Put