1人目と2人目の年齢差が3歳になると、2歳差とは少し違い余裕も出てきます。
●赤ちゃんの頃は…
ただし3歳の時に下の子が産まれるため、まだまだママに甘えたい時に下の子がママを独り占めすると、嫉妬心から下の子に意地悪する事があります。
個人差もありますが、一度おさまったイヤイヤ期が再発する事もあり、苦労するママも多いかもしれません。
3歳差の場合、下の子が赤ちゃんの間は、安心ですが、大きくなるにつれて喧嘩をする事も増えます。
もっと離れているとあまり喧嘩もしないのですが、3歳差まではほとんど変わらないため張り合うとか、競い合う気持ちも芽生えやすくなります。
●うまくいけばトントンと親離れ
ただし常にきょうだいに意識が向くので、下の子の親離れは案外スムーズに行く事もあります。
性格による違いもありますが、パパやママが上の子を優先するように扱えば、上の子は下の子の面倒を見てくれたり、上の子に甘えたりとお互いいい関係を築けるでしょう。
●中学校以降は…
3歳差の場合小学校まではなんとか行けますが、中学、高校が微妙にダブります。
受験をする場合は受験勉強でピリピリする事もありますし、進学する学校によっては将来の教育費が一度に集中しますので、負担も大きくなります。
1人目の受験や入学金が終わったと思ったら、すぐに2人目の受験と入学金というようにしばらくお金や生活に追われる事になります。
ただし、受験が一度で済むので、家全体で一気に受験モードになり、メリハリつけやすいことをメリットとする先輩ママも多いようです。
学費など出費の時期が重なるのは痛いところですが、どのみちかかるお金はわかってるので、貯蓄をしておけば済む話ともいえます。
まれに、中学校と高校の入学式・卒業式がかぶってしまい、両親揃って出席できなかった、などの話も聞かれますが、長い人生で見れば小さなことかもしれません。
男女の違いなどもありますが、兄弟の年齢差が小さいほど苦労が重なります。
短期間で済むのはメリットですが、2人目を作る時には、将来起こりうるこういった問題も考えておくといいかもしれません。
ただし、子どもは授かりもの。3歳差を目指していたのに、5年経っても授からなかった、など、二人目不妊があることも考えておきましょう。
Photo by Kelly Sue DeConnick