知らない人や知らない場所に対して、人見知り・場所見知りが出てくるのは生後6か月前後といわれています。しかし個人差が大きく、1歳過ぎて始まったという子もいます。
それまでパパやおばあちゃんが抱っこしても平気だったのに、だんだんママの方を向いて泣くようになったら、ママは今までの子育てがうまくいっている証拠だと、胸を張るといいでしょう。
もちろん性格的に、あまり人見知りしない赤ちゃんもいます。
その場合は、うちは社交的で物おじしない子でラッキーだわと思うことができますね。
また、ママ以外の家族が積極的に育児に参加している場合も、あまり人見知りしないで済むことがあります。
その場合は、ぜひ協力的な家族の方に
「うちの子は、ママ以外の家族が、たっぷりと子育てに関わってくれているおかげで、全然人見知りしないの。赤ちゃんて、ちゃんと見てるよね」など、褒めて、これからも協力してもらえるよう伝えるといいですね。
ママじゃないと泣いてしまうから、といって、パパが子どもに関わるのをやめたり、ママばかりが子育てしていると、そのままパパと赤ちゃんが疎遠になったり、ママの負担が増えてしまいます。
人見知りだからと気にし過ぎず、時には大泣きしてでも、パパに見てもらうようにしましょう。
もし泣いてしまうのが気になるなら、パパには家事などを協力してもらうと助かりますね。
人間は成長していくにつれて、人見知りがおさまったり、ひどくなったり、繰り返しながら大きくなっていくようです。
慎重で臆病な時期と、大胆で社交的な時期を、繰り返しながら、いろんなことにチャレンジしたり、学習したりしていくのです。
人見知りの時期は、どうか温かく受け止めてあげてください。
Photo by Brian