芸能人ママが、産後あっという間にスリムになって、メディアに再登場するたび、自分も「産後太りしてる場合じゃない!」と焦ってしまうこともあります。
といっても、赤ちゃんを抱っこばかりして、寝る時間もない産後ママが、ヨガやエクササイズに時間をかけることもできず、つい『食べるものを粗食で済ます』というダイエット方法(?)になってしまいがちです。
しかし、食べるものは産後の体を回復するためにとても重要で、母乳をあげている人はなおさら、しっかり食べないといけません。
間違ったダイエットをすると、産後の回復が遅れて、体がボロボロ。育児の気力もわかず、体も心も老化してしまい、痩せにくいたるんだ体になってしまいます。
そんなことのないよう、食べ方を工夫するだけで、キレイに、元気に、若々しい体を取り戻すことができます。
●食事は1日3回バランスよく
食事を抜くと、栄養不足が起こって老化が進みます。
その後の代謝が落ちて、かえって痩せにくい体になってしまいます。
●食べ過ぎは注意
母乳を上げている間は常にお腹がすくものです。
産前よりはたくさん食べても大丈夫ですが、食べ過ぎの感覚にならないよう、腹7~8分目をキープするようにしましょう。
●食べる順番が大事(1)野菜(2)肉魚(3)ごはん・パン
血糖値を急激に上げないよう、糖分の少ないものから食べるように習慣づけましょう。
「いただきます」をしたらすぐにサラダやおひたしなどを食べるようにして、メインディッシュを食べてから、最後に炭水化物をとるようにします。
三角食べが身についているとちょっと抵抗がありますが、割合を変えるだけでも効果があります。
●ヘルシーな油を適量とる
大量の生クリームやお肉の脂、酸化した油などを摂り過ぎるのはNG。
かといって油を全く摂らないのも、体によくありません。
植物由来のものや、魚や肉に含まれる油分をバランスよく摂るようにしましょう。
いかがでしたか?
普段の食事のなかで、少し意識するだけでいいんですね。
産後はもともと痩せやすい時期なので、食べすぎないだけでも、半年後に大きな違いが得られそうです。
Photo by Oleg Sidorenko