子育て中のお母さんは育児や家事等で忙しく、なかなか自分の健康管理を忘れてしまいがちです。
健康管理を忘れてしまうと、家族が病気や体調不良に陥ったときにうつってしまったり、自分まで体調を壊してしまいます。
そこで忙しくても自分の健康を守ってくれるのが食事です。
・抗酸化作用を高める
私たちの体は日々様々なストレスに晒されています。
そのストレスから身を守るための活性酸素が体内に過剰に取り込まれることで、私たちの体は病気になりやすくなってしまいます。
この余分な活性酸素を体内へ排出させるのが抗酸化作用の役割なのです。
抗酸化作用と聞くと美白など美容に効果の高いものと考えられがちですが、免疫力を高めることによってがんなどのリスクを減らし健康にも効果を発揮します。
抗酸化作用の高い栄養素は、野菜に多く含まれているビタミンA、C、E。
他にはウナギや牡蠣、亜鉛やセレン、銅やマンガンなどといったミネラル分も積極的に摂取していきましょう。
・たんぱく質をしっかりとる
免疫細胞の素となるのがたんぱく質です。
体の細胞一つ一つはすべてアミノ酸からできています。
このアミノ酸の素となるのがたんぱく質なので、たんぱく質が不足すると細胞の再生や修復がうまくいかなくなってしまいます。
その為良質なたんぱく質を積極的に摂取しましょう。
特にお勧めなのが大豆製品です。
大豆からできた豆腐やみそ油揚げなどの製品は、たんぱく質の質が良い他、食物繊維や整腸作用を高めるものが多いのでその方面からも免疫力アップを図ってくれます。
育児や仕事家事などに忙しく、ゆっくりご飯を食べている暇もないほど忙しいお母さん。
ご飯の時間くらいは自分と家族の健康のためにしっかり栄養を補給してほしいものです。
Photo by Caitlin Regan