育児や家事で疲れた時には、コーヒーを飲んでホッと一息つきたいものです。
また、目覚めの1杯や集中力を高めたい時などにもコーヒーを愛飲している人も多いと思うのですが、コーヒーの飲み過ぎには要注意です。
たくさん飲んでいるとカフェイン依存になる可能性があり、さまざまな辛い症状が現れるようになります。
・コーヒー好きの方は要注意!カフェインを摂り過ぎると・・
カフェインに対する依存傾向を調べるチェック項目があります。
「コーヒーや緑茶を飲むと、気持ちがすっと落ち着いてくる」「カフェインを摂取すると仕事効率が上がる」「毎日コーヒーなどのカフェイン入りの飲料を飲むのが日課である」「ノンカフェインでは物足りなく感じる」「1日に平均3,4杯はコーヒーを飲んでいる」「身体がだるく感じることが多い」「朝、コーヒーを飲まないとイライラする」。
これらのチェック項目に当てはまる数が多いほど、カフェイン依存症の可能性が高いです。
チェック項目に当てはまることが多く、自分でもコーヒーの飲み過ぎかも、と感じている方は、カフェイン依存になっている可能性大です。
カフェイン依存症になると、アルコール依存などと同じように、カフェインの血中濃度が低下した際に離脱症状を起こします。
カフェインの作用とは反対に、眠気や頭痛、疲労感や不安感などといった不快な症状が、通常の時よりも増大してしまいます。
カフェイン依存になると、カフェインがないとイライラと落ち着かない状態になるので、さらに量が増えていくという悪循環になり、情緒不安定になるなどのリスクも高くなります。
・カフェインにはメリットも!コーヒーを飲むときの注意点
しかし、カフェインも適量を飲めば、メリットもたくさんあります。
眠気がなくなり頭が覚醒するので、集中力がアップしたり、血管を収縮させる作用があるので、血管拡張により生じる頭痛などの痛みを緩和する作用もあります。
また、腎臓への血流を増やす作用があるので、尿が出やすくなるといったメリットもあります。
ストレスを抱えたママには欠かせないコーヒーですが1日に2~3杯を限度として、週に1日くらいはコーヒーを飲まない日を設けるようにしましょう。
ノンカフェインのインスタントコーヒーもあるのでそういったものも利用してみると良いですね。
Photo by Kyle James