子育てはイライラとの戦いです。
特に食事の時間は、おやつなどの食べすぎなどでなかなか思うように食べてくれなかったり、ボロボロとこぼしてしまったり、イライラが募る時間帯です。
でもよく見ると子供は真剣です。
だからこそ親のイライラも吹き飛ばしてくれるような面白い言動が起きることがあるのです。
・外食にて
家の中で母親と面と向かって食べる食事もおいしいですが、時には親だって作るのをさぼりたい時もあります。
5歳の子を家族で外食に連れていき、餃子を食べさせた時の事。
始めて食べる味に感激した子供は、おいしいを連発。
ほほえましく見ていたら、そのうちに、こんなおいしいものを発明した人は偉いなどと大げさに感動し始めたのです。
周囲の人はくすくす笑うし、少し恥ずかしかったですが、職の有難さを感じてくれたと何となく嬉しくなったひと時でした。
・大好きが高じた挙句
イチゴが大好きで、離乳食もすべてイチゴ味にすると喜んで食べるほどの1歳の男の子。
イチゴそのままを切って出されたところ、非常に大喜びしてたべ始めていました。
しかし、当然のことながら食べれば食べるだけ減っていってしまうイチゴ。
最初は喜んでいたものの、だんだん減っていくイチゴに悲しみを覚え、あと1個になったとたん、悲しみのあまりそのイチゴを投げてしまったのです。
それを拾い上げたお母さんは最初こそ怒っていましたが、1歳児のすることだと考えたらおかしくなってイライラも吹き飛んでしまいました。
離乳食から始まり、なかなか離乳が進まなかったり、食べ散らかしたりと、食事は親のイライラがたまる時間帯です。
それでも子どもらしい言動を見ると心が和んでしまいます。
Photo by Christopher, Tania and Isabelle Luna