少子化はよくない。
可能ならもう一人産みたい。
多くの夫婦がそう感じているけど、実際にそうできない、そうしたくない「二人目の壁」があるのも事実。
でも、もし日本がこんな国だったら、あと1人、いや2~3人産めるかもしれません!
●こども大国ニッポンのつくりかた
一般財団法人の1moreBaby応援団が、少子化問題を世間にアピールするためにある入門書「こども大国ニッポンのつくりかた」を作りました。
少子化のない日本をつくるためには。「結婚のタイミング」「子どもを育てやすい社会」「子育て世帯の経済的悩みの解決」など各分野の専門家たちが知恵をしぼって、2030年、未来の日本の姿を考えました。
内容を一部紹介します。
「その国ではパパも育休をとる もちろん 残業なんてしない」
「町のあちこちで保育士がだいかつやく」
「こそだてママも安心して働ける」
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●今後の日本を考える機会を与えてくれる
この本には他にも考えさせられる事がたくさん書かれています。
矢沢心さん、別所哲也さん、内田恭子さんなど9人の著名人による、コラムも収録されています。
子どもは欲しい、だけど今の環境では、産んでも育てていける自信がないという人は沢山います。
この本の中には海外の出産や子育て事情にも触れていますが、海外では国の制度が整っているので日本とは大きな違いがあります。
このまま行けば確実に高齢者の数は増え、子どもの数はますます減っていくでしょう。
だからといって、ただ女性に「子どもを産め」と強制したり、大阪市立中学校の男性校長が「女性にとって最も大切なのは子どもを2人以上産むこと。仕事でキャリアを積む以上の価値がある。子育てした後に大学で学べばいい」と発言して問題になったように、子どもを産むことばかり推奨しても意味がありません。
まず先に、産んでも安心して育てていける社会を作る事を国も真剣に考えるべき時が来ているのかもしれません。
<出典>
YouTube 「こども大国ニッポンのつくりかた」一般財団法人の1moreBaby応援団
https://www.youtube.com/watch?v=OUSC9A54QVQ