日経DUALで実施された読者アンケートの声から分かった、子どもの習い事についての状況を紹介します。
多くの家庭では、就学前の小さな頃から何かしらの習い事をさせていることが分かりました。
●子どもの習い事はどうしてる!?読者アンケートの答えは・・
小さな頃からできるだけたくさんの経験をさせることで、子どもの才能を伸ばすことが出来るのでは、と、多くのパパ、ママたちは習い事に通わせるようです。
日経DUALで行われたアンケートで、日本の家庭における習い事の実態が見えてきました。
まず、子どもに習い事をさせているか、との問いには、「している」と「以前はしていたが今はしていない」の回答を合わせて88.6%という結果がでており、残りの11.4%は「していない」との答えになっています。
また、習い事を始めた年齢についての質問には、年少からが24.1%で一番多く、次いで3歳が16.8%、そして年中からが15%という結果になっています。
このアンケート結果から、習い事の経験がある子どものほとんどが、就学前の6歳までに、何かしらの習い事をスタートさせていることが分かりました。
また、約1割の子どもが0歳から習い事をスタートさせていることも分かっています。
習い事と一口に言っても、その種類は実に豊富です。
今現在、通っている習い事で一番多かったのはスイミングで、次いで英語、3位にピアノ、という結果になっています。
幼児教育や学習塾、体操・リトミックも人気の習い事です。
また、まだ習い事はさせていないという親御さんに、何を習わせたいか、というアンケートでは、一番人気がスイミング、ピアノ、体操・リトミックという結果になっています。
これは、実際に人気の習い事と同じ結果ですが、詳しく見てみると、書道を習わせたいという答えが28.6%と、実際に習ったことがある子どもの割合よりも高く、同様に、そろばんもやらせたい習い事として人気です。
習い事未経験のパパやママにとっては、学びの基礎となる、読み書き、そろばん、に、今でも根強い人気があることが分かりました。
<出典>
http://dual.nikkei.co.jp/article.aspx?id=7558
Photo by Mike Arney