ここ数年、育児に積極的に参加する育メンが増えていますし、芸能界でも育メンを売りにしたタレントさんが増えていますね。
ですが育メンをよく見かけるようになったとは言え、育児は女の仕事と思っている男性が多いのが実情です。
ただしある程度は、男性は働いて家族を養う、女性は家を守りながら子供を育てるという役割分担になるのはしょうがないことでもあります。
しかし育児に積極的ではないというだけではなく、育児放棄となると話は違ってきます。
子供は一人で生むわけではありませんし、いくら男性でも育児をする義務があります。
ですが育児放棄をしたパパを責めても、その人の性格によって反応は違いますが、反省しても逆ギレしても結果的に育児をすることはないでしょう。
子供の面倒を見ないという男性のほとんどは、まだ大人になりきっておらず、子供の感覚のままで自分のことを優先してしまっている状態です。
そんなパパに向き合っていくには、育児をしろというのではなく、育児に参加しやすいように誘導するしかありません。
男性は育児と言っても何をすればいいのか分からないことが多いので、「散歩に連れてってあげて」「お風呂に入れてあげて」と具体的に指示を出すのがいいでしょう。
最初は嫌がったり面倒くさがったりするかもしれませんが、やることがわかってきて子供といることが楽しくなってくれば、自然と自分から育児に参加してきます。
それまでは時間がかかりますが、我慢して具体的に指示をし続けることで育児放棄の状態が改善できるでしょう。
Photo by Bigstock