生後半年から1歳くらいまでの間に、赤ちゃんが甲高い声で「キーっ」「キャー」など叫ぶことがあります。
ぐずったり、興奮したりする時に発声する声なのですが、困っているママ、パパも多いのではないでしょうか。
●赤ちゃんの甲高い叫び声・・どうすれば良い!?
赤ちゃんから発せられる甲高い声に、たくさんのママ、パパたちが困り果てているようです。
「生後8ヶ月の子どもが、しょっちゅう高い声を出して困っている。抱っこしても奇声を上げるのですが、いつまで続くの?」「児童館に連れて行ったら、興奮してキーキーと奇声を発生するのですが、あまりにも長く叫んでいるので、何かの病気ではないのかと不安になってしまう。」といった声がたくさんあります。
このような赤ちゃん特有の甲高い叫び声は、実は、言葉を発する前の準備段階なのかも知れません。
生まれたての赤ちゃんは、目もしっかり見えず、耳もよく聴こえていなかったのが、次第に成長していき、さまざまな音にも反応するようになってきます。
身の回りの音や声、自分の声もしっかりと認識できるようになったことが赤ちゃんは楽しく、自分の声を確かめるように、奇声を発するようになるのです。
赤ちゃんの甲高い叫び声は、耳がきちんと発達している証なのです。
楽しい時や、疲れて眠たい時、不安な時などに、こんな奇声を発することが多いのですが、やはりいつもとなると、ママ、パパのストレスも大きくなりますね。
対処方法としては、やはりかまってあげることが基本です。
遊んであげたり、抱っこしてあげることで、赤ちゃんも落ち着き、叫び声もおさまります。
いつまでも続くことではないので、これも成長の証と、心配せずに見守りましょう。
Photo by Josh Ward